初めまして。小説家の小狐裕介です。
・小説家ってどうやったらなれるの?
・新人賞を受賞する以外でデビューする方法を知りたい
・小説家になる為に何をすればいいのか具体的に知りたい
こちらの記事はそんな方の為に書きました。
私自身が小説家としてデビューした時の話なども交えて詳しく解説していきます。
この記事を最後まで読んでいただければ、小説家になるためにまず何をして、どういう行動を積み重ねていけばいいのかを理解することができると思います。
小説家になる方法一覧
それではまず小説家になる方法にはどんなものがあるのか、順番に解説していこうと思います。
前提:面白い小説を書く
めちゃくちゃ前提の話になるのですが、そもそも小説を書かなければ小説家にはなれません。
そんなのあたりまえじゃん!
と思う方もいらっしゃると思いますが、実はこの点についてきちんと理解していない人が多いんですよね。
小説家になる為には小説を書く必要があります。それもたくさん。
なぜたくさん書かなければならないのか? それは面白い小説を書く為です。
小説家になりたいと思って最初に書いた小説でデビューした人は……いないわけではないですがめちゃくちゃ少数派です。
あの東野圭吾先生だって最初に書いた小説でデビューしたわけではありません(それでも三作目でデビューされているので十分化け物ですが)
私も最初は本当に鼻くそみたいな小説を書いていました(今も書いてる)
小説家になる為には、読者に「面白い!」と思っていただけるような小説を書く必要があります。
当たり前ですが読者は面白い小説を求めています。
読者がお金を使って小説を買ってくれるのは小説が「面白いから」です。
そんな面白い小説を書くためにはとにかくたくさん小説を書く必要があります。その努力なくして小説家になることはできないということを肝に銘じてください。私も銘じます。
この記事のラストに「面白い小説を書く方法」も書いてありますので、そちらも参考にしてみていただければと思います。
新人賞を受賞する
小説家になる方法として一番メジャーかつ確実性が高いのは各出版社などが主催している文学新人賞を受賞してデビューすることです。
出版不況が叫ばれる昨今ですが、小説の新人賞はたくさん開催されています。
ジャンル別に主な新人賞を以下に挙げてみますね。
・広義のエンターテイメント 小説現代長編新人賞 ポプラ社小説新人賞 ・ミステリ 江戸川乱歩賞 このミステリーがすごい!大賞 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 横溝正史ミステリ&ホラー大賞 鮎川哲也賞 ・ホラー ジャンプホラー小説大賞 横溝正史ミステリ&ホラー大賞 ・純文学 群像新人文学賞 文學界新人賞 文藝賞 新潮新人賞 ・SF ハヤカワSFコンテスト 創元SF短編賞 ・ライトノベル 電撃小説大賞 オーバーラップ文庫大賞 スニーカー大賞 ・恋愛 魔法のiらんど大賞 ジャンプ恋愛小説大賞 野いちご大賞 ・児童文学 角川つばさ文庫大賞 講談社児童文学新人賞 ポプラキミノベル小説大賞 青い鳥文庫小説賞
とこんな感じで小説の新人賞ってめちゃくちゃたくさんあるんですよ。
当たり前ですがこんなにたくさんある新人賞の全てに応募するなんていうことは実質不可能です。
解説します。
文学新人賞の選び方
重要:出版社が主催している新人賞に応募しよう
まず前提として、新人賞は出版社が主催している新人賞に応募しましょう。
理由は単純で、出版社が主催しているということはその賞を受賞した後にその出版社から本を出せる可能性が高いからです。
あなたの目的は小説家になることで、その場合とりあえずのゴールは一冊の本を出すことですよね。
であれば本を出せる可能性が高い出版社主催の新人賞に応募した方が良いという判断になります。
中には受賞作の刊行を確約している新人賞などもあるので、そういった新人賞に応募することが小説家になる近道です。
でも有名な出版社の新人賞は応募数が多くてライバルが多そうだからなるべく小さな賞に応募しよ……
待たれぇーーーい!!
いや気持ちめっちゃ分かるけど、あなたの目的は「小説家になること」ですよね。
ならばデビューして本を出さなければいけません。
もちろんハードルが高いのは確かですが、でも、戦わなければ何も始まりません。
記念として小さな賞でもいいから受賞してそれで終わりでいいや、という方はもちろんそれでいいと思いますが、プロの小説家としてデビューをしたいなら絶対に出版社主催の新人賞がおすすめです。
賞金額の大きさも重要な指針
新人賞を選ぶ時には賞金の大きさにも注目しましょう。
小説でお金儲けをしたいわけじゃないから、賞金額なんか少なくてもいいぞ
待った。そうじゃない。
確かに一時金としての賞金の大きさは気にしないぞっていう人は多いと思いますが、小説の新人賞における賞金の大きさってすごく重要なんですよ。
なぜなら、賞金額が大きいということは出版社がそれだけ”本気“だということだからです。
本気だと何がいいのー? って話ですが、出版社が本気だということは、あなたがその新人賞を受賞して受賞作を刊行する時にめちゃくちゃ本気で売り出してくれるということなんです。
出版社としても何百万円というお金を新人賞に投資しているわけですから、受賞作をたくさん売ってその投資を回収したいと考えますよね。
だからなるべく賞金額の高い新人賞を選んだ方がいいというわけです。
出身者はどんな活躍をしている?
新人賞を選ぶ時には、その新人賞を受賞した人がその後どんな活躍をしているかを調べることも重要です。
なので新人賞を選ぶ際にはその新人賞出身の小説家の方が現在どんな活動をしているのかも調べましょう。
新人賞の研究をする
狙う新人賞を決めたら、次はその新人賞の研究をしましょう。
そして新人賞の研究をする際に最高の資料になるのがずばり受賞作です。
過去の受賞作が書籍として刊行されていたりweb上に公開されている場合、その受賞作が新人賞攻略の最高の教科書になるので必ず目を通しましょう。
過去の受賞作に全て目を通すのが理想ですが、少なくとも過去五年間分くらいは遡りたいところです。
なぜなら、受賞作はその新人賞を攻略する情報の宝庫だからです。
・なぜその作品が受賞に至ったのか
・自分の作品が受賞する為には何が足りないか
といった点に注目して読んでみてください。
重要なのは作品単体で考えるのではなく、複数の受賞作に注目してそれらの受賞作に共通していることはないか、と考えることです。
この点に注目して研究しつつ、その結果分かったことを自分の作品にも反映させていきましょう。
小説投稿サイトで人気を得る
小説家になる方法の二つ目は、小説投稿サイトで人気を得ることです。
小説投稿サイトと言えば下記のようなサイトが有名ですね。
・小説家になろう
・カクヨム
・エブリスタ
・アルファポリス
こんな感じでたくさんの小説投稿サイトがあります。
これらの小説投稿サイトで人気を得ると、出版社から声がかかって書籍デビューできる可能性があります。
今ではすっかり定番のデビュー方法となりましたね。
小説投稿サイトでデビューする場合、多くの場合はライトノベルと呼ばれるジャンルでのデビューとなると思います。
小説投稿サイト経由でデビューする方法
小説投稿サイト経由でデビューする方法ですが、この場合最も肝心なのは「そのサイトで人気を得ること」です。
その為には小説投稿サイトの研究をする必要があります。
そのサイトで人気が出やすい作品はどんな作品か
人気を得るためにはどんな展開やキャラクターを盛り込めば良いか
これらを既存の作品から研究しまくりましょう。
正直小説投稿サイトで人気を得る為には「自分の書きたい作品を書く」という姿勢だと厳しいと思います。
今どんな作品が読まれていて、どんな作品に人気が集まっているのかを分析して自分の作品に反映させるという考えを持たないと、数多ある小説投稿サイトの作品の中で抜きん出ることは難しいです。
出版社に企画を提案する
次に出版社の編集の方などに企画を提案して、小説家としてデビューする方法です。
私は2017年に「ショートショートの宝箱」というショートショートアンソロジーに作品が掲載されて小説家としてデビューしていますが、その後もいくつかのアンソロジーに作品を掲載していただきました。
しかし単行本を出版してのデビューが遠く、実際に単行本を刊行するまで2年ほどかかっています。
その間、私はショートショート単行本の企画書を作って、あらゆる出版社の方、編集者の方に営業をかけ単行本の刊行に漕ぎつけました。
この方法は色々な企画を考えられるショートショートでデビューする時にだけ使える方法ではありますが、見方を変えれば長編作品でデビューする際にも応用できると思います。
一人の作者が書いた長編小説や短編集の他に、短編アンソロジーという形で様々な作者の作品が集まっている本ってありますよね。
どうにかしてと言われてもどうしたらいいんだ!
そうだよね!
とりあえず私の知っている方法は下記の二つです。
光文社ショートショートコンテストに応募して入賞する
web光文社文庫さんで定期的に開催されているショートショートコンテストに入賞すると「ショートショートの宝箱」という作品に掲載される……かもしれません。
もちろんコンテストなのでたくさんある応募作から選ばれて入賞する必要がありますが、わりとコンスタントにコンテストは開催されているので、挑戦する価値はあると思います。
少しでも気になる方はぜひ挑戦してみてください。
エブリスタの開催している各コンテストに入賞する
小説投稿サイト「エブリスタ」でちょくちょく開催されている様々なテーマに沿ったコンテストで入賞すると、こちらも書籍に作品が掲載される可能性があります。
こちらもかなり頻繁にコンテストが開催されているので、本気で攻略しようと思えばかなりの確率で入賞できると思います。
まずは開催されているコンテストをチェックして、ぜひこちらもチャレンジしてみてください。
こうしたコンテストを受賞して書籍に作品が掲載されることであなたの小説家としての実績は確実に積み上がっていきます。
それらを武器に出版社の編集者さんに自分の作品を売り込みましょう!
自費出版をする(非推奨)
小説の本を出す方法に自費出版という方法があります。
自分でお金を払って本を作ってもらい、流通に乗せてもらって本屋さんで売ってもらうという方法ですね。
お金さえ払えば本を出版できるので、小説の本を出す方法としては一番の近道かもしれません。
ですが、正直に言って自費出版はあまり推奨しません。
理由は下記の二点です。
まず自費出版するには百万円単位のお金が必要となってきます。
それらを費やしても小説の本を出したいんだ……というのなら止めませんが、自費出版は裏を返せばお金さえ払えば誰でも本を出せる方法なので、小説家としての実績にはなりにくいです。
自費出版した経験があるので作品を書かせてください!
と営業をかけても、webに作品を載せたことがあるレベルの実績としてしか認識されないと思います。
自費出版して成功した小説家の方といえば「リアル鬼ごっこ」などで有名な山田悠介さんがいらっしゃるので全く成功例がないわけではないですが、あまりおすすめできない方法だと考えています。
小説家を目指すのであれば、やはり上記で説明した「新人賞を受賞する」「小説投稿サイトで人気を得る」「出版社に企画を提案する」のどれかを攻めていく必要があります。
小説教室に通うのはあり?
小説家としてデビューする方法の中に「小説教室やスクールに通う」というものが紹介されているケースがありますが、小説教室に通うのは手段であって目的ではありません。
じゃあまったく意味がないのかというとそうでもなくて、小説教室の先生が現役の小説家の方だったりする場合、プロに作品を読んでいただいて講評を得られるのは小説家を目指す上で有効だと思いますし、小説家を目指す仲間ができるのも良いことだと思います。
情報交換をしたり、お互い刺激し合って切磋琢磨することで小説のクオリティが上がり、結果小説家になれる可能性がアップする可能性があります。
私自身は小説教室というものに通った経験はないのですが、お互いに作品を講評し合うような場に参加したことはあり、そこでの学びはかなり役に立ったので小説教室等に通う余裕がある方は検討してみてもいいと思います。
ただ先ほども書いた通り小説教室に通うことはあくまで手段であり目的ではなく、小説教室に通わずに小説家になった人はたくさんいます。というか通ったことないという方のほうが大半だと思います。
なので通えないからといって小説家を目指す上で不利になるとかそういうことは絶対にないのでご安心を。
小説家に必要な資質・向いている人
それではここからは私が考える「小説家に必要な資質」について書いていこうと思います。
要するに小説家に向いている人ということですね。
これらの資質がない人は小説家になれないとかそういうことはないのですが、こうした資質があった方が小説家になりやすいしプロになっても続けていけるだろうなと思っています。
物語を考えるのが好き
まずはこちら。
小説は文章で構成された”物語“です。
私も小さい頃からよく色々なことを想像したり妄想したりしていて、そういう資質が小説家になる為には必要だったんだろうなと思っています。
単なる妄想みたいなことでもいいので、物語を考えるのが好きという方は小説家に向いていると言えるでしょう。
書くのが好き
小説は文章を書く職業です。
文章を書くことが好きという資質は小説家に必要なものと言えるでしょう。
もし「文章を書くより絵を描く方が好き」という場合は漫画家を目指した方がいいかもしれません。
実は私も昔は絵を描く方が好きで漫画家を目指していた時期もあったのですが、絵の才能がなかったんですよね(迫真)
漫画を描いて、その次は映画を撮って、最終的に小説に落ち着きました。
文章を書くことは昔から得意でよく人に褒められたりしていたので「あぁ、じゃあ小説を書けばいいんだ」という結論に至った感じです。
「特別な感情はないけど、とにかく楽なこと」だった書くことが好きに昇華したケースですね。
小説家はデビューした後もずっと文章を書くことになります。
文章を書くことが好き、もしくは苦にならないのは小説家になる上で重要な資質だと考えています。
粘り強さ
これは小説家に限ったことではないかもしれませんが、何かの職業を目指す上で「粘り強さ」は必要だと思っています。
やはり途中で諦めてしまうんですよね。
新人賞に応募したけど一次選考すら通らなかった。もうダメ諦めよ……
となってしまうと小説家への道は閉ざされてしまいます。
新人賞落ちまくってるけど絶対小説家になりたいから何度も応募するぞ!
という粘り強さのある方の方が小説家になれる確率は上がります。
さらに作品を作る工程でも粘り強さは大切です。
長編小説を書くとなると数ヶ月単位で同じ原稿に向き合う必要があるので、そういった意味でも粘り強さは必要です。
小説家になるために今すぐやるべきこと
ここまで小説家になる方法や小説家に求められる資質について書いてきましたが、ここからは小説家になるために今すぐやるべきことについて書いていこうと思います。
面白い小説を書く
小説家になる為に今すぐやるべきこと、それは面白い小説を書くことです。
なぁに言ってんだ! そんなの当たり前だろ!
と思われるかもしれませんが、そうでしょうか。その他のことに気を取られている人が多いような気がします。
だから小説家になるために今すぐやるべきことは面白い小説を書く努力をすることなんです。
そんなこと言われてもそれが分からないからみんな苦労しているんだろ!
すまん! そりゃそうだよね。
そこで面白い小説を書く為に必要なことを下記に書いてみます。
面白い小説を書くために必要なこと
面白い小説を書く為には何をしたらいいのかを4つのステップで解説していきます。
1.読む
まず小説を読みましょう。
小説をたくさん読むことで小説に必要な物語の流れや枠組みが自然と理解できるようになります。
そしてそれよりも大事なのは「自分が本当に面白いと思った作品に出会うこと」です。
なのでもうすでにそういう作品がある人はここはすっ飛ばしてもらって構いません。
それが大事です。
自分が本当に面白いと思える作品に出会えなければ、下記のステップに移れないのでたくさん読んでたくさんの小説に出会いましょう。
2.分析する
自分が本当に面白いと思える作品に出逢ったら、その作品を分析しましょう。
・どこが面白かったのか
・物語の構造はどうなっているのか
・設定はどうなっている?
こんな感じでその作品をあらゆる角度から分析してみましょう。
すると、その小説がなぜ面白かったのかが分かります。
あとはその結果を自分の作品にも反映させるわけです。
もちろん完全なパクリはダメですが、物語の構造や面白いと思ったポイントを真似てみることは小説を作る上でとても大切なことです。
どんな創作でも最初はモノマネから始まるのですから、臆せず取り入れられるところは取り入れていきましょう。
3.書く
作品の分析が終わったら、自分が面白いと思った要素を存分に取り込んで作品を書きましょう。
いきなり一作品目からものすごく面白い作品を書くのは難しいかもしれませんが、何作も書き続けていくうちに自分でも納得ができる作品が書けるようになります。
自分がとんでもない駄作を書いているんじゃないかと不安になる時もあると思いますが、それはですね、みんな一緒です。
ベストセラーを連発している小説家の方でも「この作品は本当に面白いんだろうか」と迷ったり心が折れそうになりながら作品を書いているのです。
プロも同じなのですから、臆せずとにかくたくさん作品を書きましょう。
小説は書けば書くほどうまくなります。
4.反省する
これ、やってる人が意外と少ないんですが作品を書き上げたら必ず「反省」をしましょう。
書き上げた作品について、どうすればもっと面白く書けたのか、思うように執筆ができなかったのならなぜそうだったのかを分析して反省しましょう。
・設定が自分好みのものじゃなかった
・キャラクターの作り込みが甘かった
・プロットをもっと練り込めば面白くなった
上記の反省点は全て私が初めて長編小説を書いた後、反省した時に浮かび上がってきた反省点です。
一作書き上げた後には色々な反省要因が浮かび上がってくるはずです。
そして次の作品を書く時には同じ過ちを繰り返さないように前回の反省点を意識しながら作品作りを進めましょう。
こうした行動の積み重ねで面白い小説を書けるようになります。
ただ無思考で作品を書いてもある程度はうまくなりますが成長速度が遅くなります。
一作書いたら反省。これ大事です。
小説を書くモチベーションの保ち方
小説家になるためには面白い小説を書く必要があって、その為にはたくさん小説を書く必要があることは分かったけど、そんなにモチベーション続かないよ……
いやめちゃくちゃ分かる!
小説を書くのってそもそも、ものすごく大変なんですよ。苦行レベル。
だからモチベーションが続かないのも無理ないと思います。
私だって書くのが嫌になる時があります。それもかなりの頻度で
そこでここからは小説を書くときのモチベーションの保ち方をご紹介します。
特に長編小説を書く時とかモチベーションが切れがちなので参考にしていただければと。
自分の書いたものを読み返す
小説を書くモチベーションが下がってしまった時は、これまで自分が書いてきた作品を読み返しましょう。
そうすると「意外とよく書けてるじゃん」「わりと面白い!」と自信を回復できると思います。
長編を書いている時にモチベーションが下がった時に私がよくやるのは冒頭部分を読み返すことです。
すると「お、結構面白そうな感じ!」と嬉しくなって執筆のモチベーションが回復します。
ショートショートを書く場合も、前に書いたショートショートを読み返したりして自信を回復していたりしました。
そんな時は、すでに自分の意識から離れている作品や文章を読み返すことで自信を回復できるのです。
今小説を書くモチベーションが下がり気味な方は自分の過去作や過去に書いた文章を引っ張り出してきて読み返してみましょう!
好きな小説を読み返す
小説を書くモチベーションが下がってしまった時は好きな小説を読み返すのも有効な方法です。
なんというか、自分が好きな作品を読んだり見たりすると「私もこんな作品を作りたい!」ってやる気がアップするんですよね。
私はよく好きな映画を見たりしていますね。好きなセリフ回しとかを聞くと「あ〜やっぱかっこいいなぁ! 自分もこんなセリフを書きたい」とか思ったりするんです。
その他にも好きな漫画を読み返したりもします。
小説を書こうとか創作をしようという人には必ず好きな作品があると思うので、小説を書くモチベーションが下がってしまったそうした作品に立ち返ってみてください。
書くモチベーションがアップしますよ。
楽しんで小説を書きましょう
小説家には一朝一夕ではなれません。かなり長い年月、作品を書いたり新人賞に応募したり試行錯誤を繰り返すことになります。
なのでまずは小説を書くことを楽しみましょう。
初めて物語を考えた時のことを思い出してください。
すごくワクワクしませんでしたか?
その気持ちが小説を書く上ではとても大事です。
作者がどんな気持ちで書いているかは読者に伝わります。面白い小説は、作者も面白いと思っている。
だからまずは自分が楽しんで小説を書きましょう。私は最近それをすごく意識しています。
小説を書くことを楽しめなければ、小説家という仕事は苦行でしかなくなります。
楽しみながら小説を書いて、小説家を目指しましょう。
その為に必要な情報はこのサイトにまとめていきます。
このサイトを読んで実際に小説家としてデビューできたなんて人が現れたら、それ以上に嬉しいことはありません。
皆さんが小説家を目指す上でこのブログが少しでもお役に立てることを願っています!
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